お盆休みに実家の長崎に帰省しました。
実は小2の長男が2週間前から先に帰省しており、その子を迎えに行くためでもありました。
2週間ぶりに会う息子は、乳歯が抜けてまったくなかった前歯が生えてきていたり、プールに通ってまっくろに日焼けしていたり、父の影響でジャイアンツファンになっていたり、たった2週間でしたが、どこかしら違った息子を垣間見ました。

その息子が長崎滞在中にかわいがってもらう人がいます。
父の昔の仕事仲間で立派な大人（65歳）なんですが、名前はお互い呼び捨てあい、二人でファミレスに行くなど、友達みたいな感じです。この人は、私の幼少時代も同じように接してくれて、今でもはっきりと記憶に残っています。中学校のときには、野球部の監督もしてくれました。
その人は1年前、南島原市長の任命で副市長になりました。田舎にはこちらでは考えられないような問題があり、毎日ほんとに大変そうです。こちらを立てればもう一方が泣く...地方行政の宿命ですが、その調整業務は高い難易度であると察します。

この帰省中、酒を飲みながらその人が言いました。
「誰でも経験できん仕事だから、全うするよ」と。
責任感の強いこの人は体がぼろぼろになってもこの仕事をするんだろうな...と男の決意を感じました。

自分が決めた仕事は、自分の限界まで、自分が納得するまで全うする...　
きついときにはこの副市長のことを思い返して頑張っていこう。