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昨日10月8日は、小久保選手の引退試合でしたね。
ダイエーホークス時代から好きな選手だったので感慨深い日でした。

2000年パリーグ2連覇に導いた後、2003年3月に右ひざを負傷し野球人生の危機に直面しましたが、その大けがから復帰し2004年にはカムバック賞を受賞しました。

小久保選手の手記によると、その日は王監督から「休め」と言われた日、そしてホームベースに突っ込んだ自分を悔いることはしていません。その姿勢があったからこそ、これまでの自分の野球人生があるのだと前向きに捉えていたそうです。小久保選手の座右の銘は「一瞬に生きる」。その姿勢を貫いた19年間だったんですね。

先月末には、城島選手が引退発表をしました。
キャッチャーのまま引退したい...その一貫した姿勢に男気を感じました。
キャッチャ-は、ピッチャーをはじめ野手全員の動きに気を配り、最も過酷なポジションなのですが、最も野球を楽しめる扇の要でもあります。

「野球を好きなまま引退したい」というコメントは、キャッチャー以外では野球を楽しめないと思っていた城島選手の本音だったのだと思います。そして、キャッチャーのポジションができる2軍戦を引退試合としました。その裏には、クライマックスシリーズ出場を争っている1軍戦に水を差したくないという考えがあったそうです。いかにも、キャッチャーというポジションを極めた男の考えだと思い、感動しました。



話は変わりますが、私の小3の息子が野球に興味を持っています。 
うまくなってほしい... 強いチームに入ってほしい... など親としての欲は尽きません。
でも、そんなことより一番大事なことは、そこで感じる仲間意識や挫折感など、いろいろな楽しみ喜び実感し、悩みを克服する過程にあるのだと思います。
肩が痛くてキャッチボールをするのもままならないですが、息子の成長を見届けていきたいと思います。