「微力ながら、地元の復興のお手伝いをしたい」

3月末、仲良くさせていただいていた企業コンサルタントのSさんが、仙台に旅立たれました。

 

宮城県のご出身で東北大学を卒業、その後伊藤忠商事に就職。

博多祇園山笠に惚れ、伊藤忠商事を退職し福岡へ。

その後独立開業、地元企業のお手伝いをしていらっしゃいました。

2年前の東日本大震災、たくさんの同級生が被災されたこと、連絡が取れない方がいること。

いろんなお話を聞かせていただいてました。

 

この2年間、故郷の為に動きたいという気持ちをずーっと持っていらっしゃったのでしょう。

ですが、生活の基盤は福岡です。思いはあっても故郷に戻り、ゼロからスタートするのはなかなか険しい道のはずです。

 

福岡も８年前、西方沖地震で被害を被りました。

もし玄海原発が福島第一原発と同じ事象が起こっていたら...。

今の復興はなかったでしょうし、私に何ができていただろうか...。

 

手探りの中、いばらの道を歩もうとするSさんに、エールを送ります。

生まれ育った故郷・福岡に感謝し、出来ることに真剣に取り組まなければ、

何ができるのかはわかりませんが、日々考えて実行していこう。

そう思っています。