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 なんとなく日経新聞をみていたら、若者のファッションについて現在若者は自然な髪形を好むようになっているという記事がありました。
明るく染めたり、パーマをかけたりせず、黒くストレートな髪を選んでいるというのだ。「髪を痛めたくない」「大人らしく落ち着いた感じを出したい」など理由は複数あるようです。そんな好みの変化を受けてヘアケア製品の売れ筋や理美容サービスの利用に仕方も変わってきたとの事。

10代~20代の消費心理・動向を研究している電通総研の研究員さんは「仲間内でうきたくないとの意識が派手な髪形を敬遠させているのではないか」と分析。
「お金をかけずにオシャレをする自然体のファッションが好まれていることが髪形にも及んでいる」とも指摘しています。

ヘアケア製品の売れ筋にも変化が表れてるとの事で、花王の染毛剤(ヘアカラー)は2010年から毎年1割減が続き、マンダムでも今春以降、前年比12%減で推移しています。これに対して固めずに自然な髪形を演出することをうたったマンダムの整髪剤「ヘアメイクサプリ」の売上高は2ケタ増が続いている。
花王は昨年夏、整髪剤のブランド「リーゼ」から毛先のパサつきを抑えてワックスをつけなくても髪をまとまりやすくする新製品を4種類発売した。

理美容サービスにも影響が出ている。
全国で美容室チェーンを展開する田谷では6月の利用客のうち毛染めを注文した人の割合は45.7%と、前年同月比で1.1ポイント減少。パーマは20.9%と同2.3ポイント減ったとの事。首都圏を中心とする美容室チェーン「Ash」では1~6月のパーマ利用率は前年同月から微減だったのに対し、髪をストレートにする縮毛矯正サービスを利用した顧客は1割近く増えたとの事。

総務省の家計調査では、13年1月~3月の世帯支出のうち「理美容サービス」の1世帯あたりの平均支出は8071円と前年同月から1%増えた。しかしパーマにかける費用は9%減り、この5年では27%も減少した。保湿などをして髪の傷みを補うトリートメントサービスの利用が全体の増加につながっている。

中学時代は坊主からスポーツ刈りまで、高校もある程度の長さまでと髪形については規制があった中高時代。大学に進めば抑制を解き放つかの如く奇抜な色、パーマをかけたものです。社会人となりあまり派手な髪形はできなくなりました。
昔の写真を見て「バカだったなぁ~」って思いもしますが、それはそれでいい思い出です。今しかできないことをして今を謳歌してほしい気がしますが、そういう感覚ではないんでしょうね。そんなことを考える今年32歳を迎える私はもう若者ではないんでしょう。