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「買い物ムード金色でゴージャスに」
消費のムードが明るくなって、金色をあしらった商品を選ぶ人が増えているとの事です。
婦人服や洗濯機などの家電製品では、上質さや高機能を示す色として消費者に認識され、購買意欲がかき立てられるがあるようです。

2008年のリーマン・ショック前の好況時にも金色が流行りました。
今回はアベノミクス効果などから景気回復への期待感を反映しているようです。
謀百貨店では今秋冬、金色をあしらった婦人服の構成比を昨年の1割から2割に引き上げ、9月の金色の靴の売上高は25%に増えたとの事。全体的に金色の装飾をした靴も人気だそうです。
意見の中では「華やかだし、コーディネートのアクセントになる。」「なにより気分が盛り上がる。」とあるようです。

家電製品でも金色を選ぶ傾向が強まっていて、調査会社の見解によるとH13年1月~6月に売れた家電のうち、ゴールド系の製品が占める割合は全自動洗濯機で14%、容量301リットル以上の冷蔵庫で21%と1月~6月に比べてそれぞれ6ポイント、3ポイント伸びたそうです。

「高級感が消費者に支持されている」ことに加え、大手家電メーカーの間では「高機能を訴求するために、上位機種に金色を採用する」動きが広がっているとの事。米アップルは9月発売の「アイフォーン5S」に、同社のスマートフォンで初めてゴールド系を採用。販売店では1番人気で品薄の状態が続いています。

こういった金色が人気になってきた背景には「景気回復への期待感の高まりを反映している」との分析があります。それと株高との関係性もあるようで、2006年頃にもシャンパンのような高級感のあるゴールドが流行りました。又、リーマン・ショック直後にはベージュや黒、茶色といった汎用性の高い色が流行ったといいます。

本当に景気がアゲアゲになることを祈ることばかりです。