Blog list

私の提案で、1対1で話をする "1to1ミーティング"を実施しました。

それは、プライベート情報、役割、強み、弱み、なりたい自分像を各人が記入したシートを相手方に渡して、それに沿って質疑応答をしていきます。 

きっかけになったのは、ある会社経営者の方と話をしているとき、社内のコミュニケーションについて話題になりました。

お客さんと話しをするときは、当然クライアントですから、一生懸命に聞こうとするし理解しようとするから、行き違いにはなりにくい。かつ、個人的な指摘や苦言は言われない。
取引先どうしでお互い褒め合ったりもするから心地いい。

でも、社内だとマイナスな面を言われたくないし、言ったら関係性が悪くなることで面倒だから、だんだんとコミュニケーション不足になる。それができていないまま会社経営を行うと、気付いたときにはまったく違う考え方で、お互いに不満たらたらな関係になり、あげくには会社を去ることになる。 

その社長は、社内で対話できるよう努力をしています。
会社に対して、社長に対してなにか不満を持っていそうだな...態度がちょっとおかしいな...という社員がいると、何か言いたいことがあるか話しを聞き出すそうです。そのときは必ず1対1。複数いると周りの目を気にして本当の意見はでてこないと。

そしたら、期待通りというか、悲しむべきなのか、会社に対する批判、社長に対する苦言、話しているとヒートアップしますから、出るわ出るわで長時間になるそうです。それはそれは"怖い"時間だとおっしゃっていました。 

また、メールは議論を否定する道具ともいえると指摘されています。メールで書いた心の状況をよく理解しにくい性質をもっていると。 

大切はなのは、"事実認識"

口頭できっちり話しして、いかに相手の話を聞くことが大切かということです。
そうすることで、会社の問題点が分かり、改善すべきことが見えてきて、よりよい会社経営ができます。

当社はまず役員間で行っています。 
社内で1対1で話すのが新鮮で、いろいろとお話しが聞けるいい機会になっています。