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昨今の不動産投資が活発で、売り手市場の様相を呈しています。
特に福岡市中心部の駅に近い立地の賃貸マンション、中央区都心部の商業ビルはかなりの低い利回りでも収益物件として取引されています。 
その要因のひとつとして、銀行各行の積極的な融資の姿勢があり、築古の中古物件でも有利な条件でローンが組めているようです。 


当社では、媒介物件として大名2丁目に売却活動を行っている売地があります。 
面積
308.㎡(93坪)、場所はパタゴニアやノースフェイス、オークリーなど有名ショップが立ち並ぶ大名の路面沿いにあります。 
そこには古い木造2階建ての店舗と民家があり、現状のままで売却したいという内容です。 
その建物は利用できませんので、取引後は当然としてビル開発(新築のビル計画)が絡み、用途は商業ビル(テナントビル)を想定しています。



ここ数年の建築工事費の高騰による投資額の増幅、テナントビルの上層階の賃貸契約の不安定さなど、リスク懸念が先行し開発計画としての投資が具体的になっていません。

そのなかでも当社の立ち位置は、土地所有者から預かったこの土地を売却するという任務です。 
できるだけ高い価格での取引を目指しながらも、売却するタイミングを逃さないよう日々アイデアを練り、社内でも協議を重ねています。
社内だけでは行き詰まりますので、銀行の支店長様や不動産の同業者の方にも常に相談をしています。


先述したように、環境的に簡単に事が進む案件ではありませんが、だからこそ当社の存在意義を見出せるのだと思います。
そうすることで、ビジネスが生まれ手数料収入という結果がついてきます。


当社では、福岡市中心部戦略を主軸に掲げています。
テナント仲介部門では圧倒的な情報スピードとサービスの内容を目指し、そこから付随する業務を強くし、不動産全般でのサービスを強化するために売買仲介部門をつくりました。 
思考錯誤しながら、当社の強みをつくり高みを目指します。



いろいろと相談をさせていただくことが多いと思いますが、みなさま、暖かい目で見守っていただきますようお願い申し上げます。