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勝利の勢いを政策実現につなげるべし。



衆議院の全議席が確定した。安倍晋三首相は今後の政権運営について記者会見で「引き続き、経済最優先で取り組んでいく」と強調。勝利の美酒に酔っている余裕はいまの日本にはないのです。

首相は選挙結果を「予想をはるかに上回る国民の支持を得ることができた」と評した。10月の2閣僚辞任などのごたごたをリセットし、政権の推進力を回復したとの受け止めなのか、なんかしっくりこない国民との認識に差があるのではないか。


「まず成長戦略を再起動」
この勝利の勢いを政策実現につなげてもらいたいが、問題はどこへ進むかだ。首相自らがアベノミクス解散と銘打ったのだから、日本経済の再生を後回しにするという選択はあり得ません。国民に信任されたアベノミクスも、個別の経済政策では的外れなものや手つかずのものがあると思います。


重きを置くのは、第3の矢とされる成長戦略の迅速な再起動だ。
突然の衆院解散によって国会で審議中だった国家戦略特区法改正案や女性活躍推進法案などが廃案になりました。1月召集の通常国会では急いで成立させねばなりません。



「規制改革は成長戦略の1丁目1番地である」と首相は繰り返してきました。先日の記者会見でも「大胆な」との形容詞付きで規制を打ち砕くと力説しました。来年4月に統一地方選があるからと支持団体の既得権益に配慮し、医療、農業、雇用といった「岩盤規制」の突破に二の足を踏んではいけません。



又、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の早期妥結も重要です。日本は米国とともに強い指導力を発揮すべし。
日本の立地競争力を高めるため、2015年度から着実に法人実効税率を引き下げる道筋を示してもらいたいところです。



経済の真の再生にはエネルギー確保の道筋を示すことも大切です。安倍政権は安全が確認された原子力発電所の再稼働を進めると明言してきましたが、将来のエネルギーのベストミックスに関して選挙公約では曖昧でした。原発再稼働のその先はどうなるのかまで見通せないと企業の不安は解消されません。



成長戦略と同時に忘れてならないのは、財政再建ですよね。国と地方の借金は国内総生産(GDP)の2倍を超え、先進国で最悪の状態にあります。



今回の衆院選で首相は消費増税を延期する一方で、20年度に国と地方の基礎的財政収支を黒字にする財政健全化目標は堅持し、そのための具体的な計画を15年夏までにつくると約束しました。



内閣府の試算によれば、消費税率を10%に引き上げてもなお20年度の基礎的収支の黒字は達成できないとの事。どの分野で、どれだけ歳出を削減するのか。10%からさらに消費税率を引き上げるのか。こうした具体策を明確にした、信頼に足る計画をつくるべしです。



急を要するのは、社会保障制度の改革です。高齢化で社会保障関係費は膨らみ続け、いまや国の一般会計予算の3割超を占めています。



「中韓と関係改善を」
人口減に対応して少子化対策を充実するのは理解できますが、一定の所得や資産を持つ高齢者向けの給付を減らしたり、彼らに負担増を求めたりする「痛みを伴う改革」に尻込みしていけません。


一部の格付け会社は日本国債の格付けを引き下げました。金融市場で政府の財政再建努力に疑問符がつけられ、日本国債に対する信認が揺らぐと、意図しない形で長期金利が上昇しかねないリスクを政府は想定しているのか。



外交・安保では基軸の日米同盟をどう深めるか。通常国会では集団的自衛権に関する憲法解釈の変更を踏まえた安保法制の整備が課題です。国民の理解を得つつ進めてほしいです。中韓など周辺国との関係改善も忘れてはいけません。日中は11月に首脳会談が実現しました。さらなる一歩に期待したいです。



衆院選では沖縄の4選挙区すべてで与党候補が敗北した。米軍普天間基地の県内移設への県民の理解を得る努力を政権を挙げて取り組んでもらいたいです。



偉そうに書いてますが、広く浅くまでしか知識ないですので突っ込まないでください。しっくりこない今回の選挙と思うのは私だけ?しかし基本は自助努力ですよね。豊かになれるよう頑張りましょう。





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