（将来のために・・・、少々勉強を・・・。）

「お金持ちお父さんのお金を自分のために働かせる方法」著者：ロバート・キヨサキ

中央銀行による過度な紙幣の増刷は、通貨の価値を引き下げるインフレを招き、政府は増税で借金の穴埋めをしようとします。ここでもっとも悲惨な目に遭うのは誰になるのだろうか。

いうまでもなく、それはサラリーマンだと著者は言います。
借金をお金と同様に使い資産を増やしていけば、自分のポケットのお金を使わずに借金が返せるばかりか、収入を得続けることができる。
資産を持つことで定期的に得られるキャッシュフローは、景気や物価の上昇とは、あまり関係がない。
不動産であれば、景気より資産価格は上下するものの、キャピタルゲイン狙いでなければ定期的に家賃収入＝キャッシュフローが安定して手に入ります。
現在の株高と金利上昇の予感、増税は確実に迫っております。この予感が現実になるかどうかわかりませんが、備えておくに越したことはないと思います。これからの危機にどう備えるべきか。本書には、そのヒントが書かれています。
今後、金価格はどうなるのか、不動産は買いなのか、株式投資の可能性はどうなのか。すべてが正しいワケではないと思いますし、鵜呑みにしてはいけないと思いますが、基本的な考え方は本書で学べ、備えの一つとして実行してみるのも良いのかもしれません。