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先週、弊社の社員が事故で入院しました。
今朝、一週間ぶりに出社、元気な顔を見せてくれたのでホッとしております。
その間に感じ学んだことの備忘録です。

私どもの会社は全部で9名の小さな会社です。
事務方は事務方、営業は営業とそれぞれの業務を抱えており、そのやりとりで業務は流れています。
普段はいいのですが、今回のような事故や病気など、事前準備がないまま突発的なことが発生すると、サポートのしようがわからず、業務が滞ってしまう。
普段は意識しないのですが、「まさか」のリスクを意識させられる出来事でした。

 ではどうするか?何が必要でしょうか?
・社員一人一人が自分の仕事に関わるメソッド、経過を普段よりオープンにし共有すること。
・人事異動などへの備えも踏まえ、引継ぎがしやすいよう仕事のマニュアルを作成しておくこと。
・当事者は休んでいてもできること、頼まなければならないことを整理し、会社の人間に伝えること。

その根底には、会社とその仲間に対しての愛情、思いやりが必要なことは言うまでもありません。
私どものような零細企業も数多いと思います。
その多くで社員の方は「うちは休めない」「有給休暇なんか使ったことない」と思っているでしょう。
また経営者も「休む社員は問題だ」なんて思っている人がいるかもしれない。

そのどちらも間違いです。
休む社員は休む上で迷惑をかけないよう気遣い、事前準備をすべきです。
会社及びいわゆる上司はその申し出を承認し、休める体質・雰囲気作りに心を砕くべきでしょう。
弊社もまだまだですが、愛と豊かさに満ちたそんな会社でありたい、そう思っています。