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全国的にラーメンと明太子の街として有名な、福岡市。
東京からの転勤族にとっても全国で一番人気の街なのです。

人が温かく、食べ物もおいしい。地元の人と話をしても、笑顔で様々な話題を提供してくれます。
しかし人気の博多ラーメンチェーンに行くと店内に様々な「指示」が張り出してあるように、そんな「福岡」の面白いトピックをいくつか紹介致します。

1「博多」
本州以北では、福岡市を指して「博多」と呼ぶ言い方が一般的で、福岡市を「博多市」だと本気で思っている人も多いようです。

2「まぐろ」
福岡市民も当然トロは好きな人が多いです。
でも、たとえば誰かの家でごちそうになる時や、魚が美味しい店へ行ったときに、何のお刺身がいいですかと聞かれて「まぐろありますか?」と答えると、相手をがっかりさせる可能性があります。
福岡市は目の前の玄界灘から穫れる豊富な地魚、特に青魚が自慢の街なのです。
まぐろは遠くから冷凍で運ばれてくるもので、日本中どこででも食べられますし、福岡ではあまり人気がない魚で、実は消費量も九州最下位レベルなのです。
新鮮な地魚がいくらでもあるのに「まぐろ」と言われると、がっかりされている可能性があります。

3「うどん」
あまり知られていませんが、福岡市に行って多く見かけるのはラーメン屋さんよりもうどん屋さんです。
麺がとても柔らかいことで、全国でも少しずつ知名度を上げている「博多うどん」は、チェーン店を中心にして親しまれています。
福岡市民のうどんに対する愛は、香川県民の讃岐うどんに対するそれにも負けていません。
うどん発祥の地も実は福岡市だと言われています。市内にある承天寺には「饂飩蕎麦発祥之地」という石碑もあるぐらいです。
「うどんはやっぱりコシがなくちゃ」とか「うどんの元祖は讃岐でしょ?」なんて、福岡市では決して言わない方が良いかも...。

他にも福岡トピックスは沢山ありますが、愛すべきこの町で笑って泣いて、一生懸命生きていきたいと思っています。