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仮に、今10億円あったとして不動産を買うとしたら、どんな不動産を買うだろうか?

業界内では一般的に「誰がババを引くのか?」とかいう話も出て来ていて、基本的には売り手市場という事になっている。



但し、不動産の証券化がもたらした『不動産ファンド・バブル』なるものも実は、都心部の商業地や、一部の利便性の高い住宅地にのみ当てはまるもので、その他大半の土地の価格はそう変化しておらず、中には誰も手を出さない物件が多いのも事実である。



さて、あなたならどんな立地の物件を購入して、何を計画するだろうか?





時代のスピードが早く、良いと分かればすぐに皆が追随して飽和してしまうという今の特徴を考えると、非常に難しいと思うのだが、あえて考えてみる事にしよう。

まず、今後の流れからキーワード・コンセプトを考えてみると、変えることの出来ない流れとして、



①『高齢化⇒老後をいかに健康に楽しく過ごすか』



②『物余り・格差・ストレス社会⇒物を所有する事で得ることの出来ないサービス、癒し、楽しさの追求』



③『ネットによる更なる利便性の向上⇒誰でもスピーディに高度な情報を得る事が出来る。反面、それが間接的に犯罪に加担したり、知らなくても良い事まで知ってしまう事に』



などがある。





恐らく、自分なら今は商業地の商業ビルなどは計画せずに、市内のそこまで利便性は良くないが、環境的に気持ちの良い場所で、

『全戸テラスにバーベキュー炉付、最上階には24時間受付可能な診療内科があるリゾート風マンション』

とか

『安くて古いアパートをリノベーションして、とことん和を極めた古京都風、もしくは昭和30~40年代で外観・家具などあらゆるものを統一した物件』

みたいに個性引き立つマニアックな企画をするんじゃないかな!? 



市場に全く受け入れられないかもしれないし、当ったとしても、すぐに真似されるとは思うけど(苦笑)  



N.A