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こんにちは。永江です。
週末から、大型で非常に強い台風10号が日本に近づいてきておりますが、皆様ご無事でしょうか?
福岡はそんなに暴風の影響はありませんが、昨日は雨が凄かったですね。
我が家でもベランダの植物たちを慌てて室内へ保護しました。

台風は、毎年のように日本に襲来し、きわめて大きな災害をもたらすことがあります。
自然災害は防ぎようがないのですが、いざというときのために対策しておくこと・心構えだけでも全然違うので、今日は台風対策について書きたいと思います。

台風=大雨・暴風 ですね。
大雨が降っているとついつい長靴を履いてしまいますが、これは浸水時には逆効果であると言われています。
理由は、長靴に水が入ると、足が重くなることで体力の消耗がひどくなり土砂災害や鉄砲水から逃げ遅れる危険性があるためです。
足が濡れるほど浸水しているときは、長靴ではなく、紐のついた運動靴やスニーカーなら冠水した道路も比較的歩きやすくなっているので、長靴よりも運動靴などを選びましょう!

次に、よくやりがちな台風のときの傘!
傘も、暴風域に入ると、転倒・ケガにつながりやすくむしろ危険です。
傘は風の影響を受けやすく、その際に転倒の危険性がぐっと上がります。
また、転倒だけでなく、突風で傘が折れてしまい壊れた傘のパーツで手をケガをしてしまうケースもあるので、外に出る際は傘ではなくカッパを着るようにしましょう。

「雨がひどいから地下へ・・・」
これは最悪の事態につながる可能性が大です・・・
地下にいると外の雨の状況が把握できず、そのまま閉じ込められて地上への避難が困難になる恐れがあるのです。
実際に2008年のゲリラ豪雨では地下室での溺死が発生しています・・・(;_;)
エレベーターも大変危険ですので絶対に使用してはいけません。

次に、ついついやってしまいそうな、車での避難。
急いで車で避難しよう!と思ってしまいそうですが、これは一番やってはいけない避難方法です。
理由は三点。
①ブレーキが効かない…時間あたり20㎜以上の降水量でワイパーが効かなくなり、路面が冠水するとブレーキも効かなくなる可能性がある
②閉じ込められる…ドアの半分くらい水が浸かると自力では外に出られなくなる
③感電する恐れ…冠水した状態でエンジンの吸気系に水が入っていると、感電する危険がある

また、避難する際に「急いで避難所へ・・・!」と思って慌てて避難しようとしたところ浸水で流されることもあるため、都会では遠くの避難所よりも隣近所の2階以上の頑丈な建物へ避難し救助を待った方が安全な場合もあります。

いざ自然災害にあうとなかなか冷静な判断をするのは難しい部分もあるかもしれませんが、いざというときに少しでも上記記載の注意点が頭にかすめれば幸いです。