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会社の業績に一番影響するのはひとりひとりの「やる気」ではないかと思います。
どんなにお客さんが目の前にいても、いい物件が出ても、やる気がなければ成約には至りません。
では、どのようにして「やる気」を起こして維持するか… このテーマは、かなり奥深いですね。
会社草創期には、自分の力が未知数であったし、失うものがないという状態でしたので、業績を上げるためのやる気がシンプルにありました。みんな前だけを見て、臆さずすすみました。そして、時間がたち、経験を重ね実績を積み重ねていくと実力がついてきます。そうすると、やる気のスイッチは個々に培われていて、だんだん個性が出てきたのかな、と感じています。

私はやる気がなくなるときがよくありました。このままではまったく役立たずになるという危機感から、やる気が出ない理由を考えました。それが自分のなまけ心からなのか、価値を見出せないからなのか… やる気がないことを自分で認めると、ほんとは何をしたいのか考えるようになりました。 そして、それを見つけてそれを実行した案件については、どんなことがあっても逃げずに最後までやり抜くという強い意志に変わりました。

我々の会社はモノを売る仕事ではないし、特殊技術を提供する会社でもありません。サービス業というジャンルで何を売るか、何を対価としているか… それは考える力、前に立ってさばく能力であり、悩みを背負い耐えうる器であると私は思っています。そして個人の成長が会社の成長に直結する、まさに体感型企業になれたらいいと思います。
個性を活かして、各人が持つ人間力を最大限に引き出し、魅力ある人が集まる会社にしていきたいですね。