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こんにちは。永江です!
皆様今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
今年は長い方で最大9連休という大型連休でしたね。
私は初めて、2日間にかけて有田と波佐見の陶器市へ参戦してきました!
実は私、半年前より陶芸教室に通っている大の器好きなのです。
お気に入りの作家さんの個展や陶磁器フェアには毎年参加していますが、有田と波佐見の陶器市はなんとなんと初!
興奮冷めやらぬなか朝早くから参戦してきましたよ。

GWと共にもう終了してしまいましたが、有田焼について豆知識を少し記載したいと思います。
有田焼(ありたやき)とは、佐賀県有田町とその周辺地域で製造される磁器を指しますが、明治以降に広く用いられるようになりました。(江戸時代は伊万里焼もしくは肥前焼と呼ばれていました。)
17世紀初頭、朝鮮人陶工・初代金ヶ江三兵衛(通称:李参平)らによって有田町の泉山で磁器の原料となる陶石が発見されたと言われています。
日本で初めて磁器が焼かれた産地として、それから400年間、食器や美術工芸品を中心としたものづくりを続けています。
400年の歴史を持つ有田焼ですが、伝統を活かしながら進化を続けています。
現在の有田焼は日本のみならず世界レベルで選ばれる磁器です。
近年、人気の高い有田焼としては、白磁の透かし彫り技術を活かしたものや釉薬を最大限に活かした作品等があります。
日展特選に選ばれた有名作家さんもいらっしゃいますし、皇室献上品も有田焼には多いのです。
有田焼では、磁器のランクを明確に規定しています。
アウトレットやワゴン品のB級品、一般の量販店などにあるA級品、通常のルートでは買えない特A商品があります。
有田焼の窯元は100軒以上ありますが、その中でも有名窯元や有名作家さんはごく一部です。
高級有田焼と言われる特A商品は希少価値が高く現在の有田焼を代表する作品が多いのです。

日本の磁器の元祖である有田焼は、他の陶磁器とは違う特徴があります。
有田焼の特徴を知ることで日本の磁器の歴史も感じることができるのです。
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400年前から人々に愛され続けてきた有田焼、その歴史を知れば知るほど来年の陶器市が楽しみで仕方ありません・・・(; ・`д・´)

最近若者を中心に絶大な人気を誇る波佐見焼もまた、モダンなデザインで日常使いに最適な器ですよ。
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まだ行ったことのない方は是非来年参戦してみてくださいね☆