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私の生まれ育った場所は人口200人ほどの小さな島です。
島全体が家族のようで、もちろん知らない人はいません。
ほとんどの人が漁業を営み、野菜などは畑で作り、生活しています。

お店といっても小さな売店しかなく、夕方18時までの営業です。
飲食店や娯楽施設などはありません。

学校はひとつの施設に1階が小学校、2階が中学校として使用しています。
学校にはプールはなく、水泳の授業は海で行われています。
学校の行事となると、島全体の行事としてとても盛り上がります!

島へ渡る船は1日1往復で、1時間5分かかります。
そのため、冬になると時化ることが多く、欠航で帰れないことがしばしばあります。
海の心配なんて島に生まれていなければすることもなく、たまにフッと考えるととても不思議な感覚になります。

島という閉鎖的な特別な環境で生まれ育って、若い時は嫌に感じることもよくありました。
珍しがられるのも説明するのも面倒だな と思う時期がありました。
でも今は年齢を重ねる毎に、感謝の気持ちが強くなっています。
これからは自分の生まれ育った環境にもっと誇りを持っていこうと思います。

島が活性化する為に、私が協力できることは小さなことでもやっていきます。
小呂島(おろのしま)をよろしくお願いします☆