先日、お客様とのお食事で「メゾン・ド・ヨシダ」をお訪ねしました。
福岡を代表するお店で、知らない方はいない老舗フレンチです。

今年の６月、福岡のお客様とご一緒して東京に伺った際、お取引先の相手方より高級ジビエ料理をご馳走になり、今回はそのお礼に福岡のナンバーワンフレンチでお返しするという主旨で設定していただいた会食でした。
私は初のメゾン・ド・ヨシダ で、心高ぶりながらも少し緊張していましたが、最高のサービスとお料理、それに合うワインとシャンパン…　とても贅沢で素敵な時間を過ごさせていただきました。

ご一緒した福岡のお客様は吉田シェフとは古くからのご友人ということで、ディナーの終わり近くなるとお隣でご一緒にシャンパンを飲まれていました。 吉田氏は、「今度のお店で考えていることがある」「楽しいお店になるだろう！」と楽しくイキイキと話されていて、そのお姿は男前でとても魅力的でした。

１９７０年、レストランロイヤル花の木が吉田氏の福岡でのフレンチのスタートで、その後は著名人も通う福岡を代表するフレンチレストランになりました。
同時にその歴史には紆余曲折あり、想像がつかないご苦労をなされたものかと思います。
若輩の今の私にはその本質を想像することすらできませんが、あの雰囲気を醸し出す表情、声、しぐさ、それを垣間見るだけで感動を覚えました。成し遂げてきた方の本物の魅力なのだと思います。

同じ男として、ビジネスマンとして、４０歳を超えこれからの人生どう年齢を積み重ねていくのか、どんな魅力を持てるのか…考えるきっかけになりました。