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組織の効率化は常に議論の場に据えられてきました。それに加えてAI技術の向上により別次元での効率化の波が押し寄せようとしています。ある雑誌の記事で「ブルーカラーの仕事の自動化は20世紀のうちに終わっており、今後はホワイトカラーが受ける影響のほうが大きい」とありました。 不動産事業においてもAI技術の導入が加速していくものと思われます。
ホームページに物件を掲載しているだけでは情報提供のスピードは遅く、情報の効果的な到達のさせ方(SNSの活用)の改善が必要です。そのなかで自動化(AI)を導入する事業者がいて、効率的に集客を行っていくことが予測されます。 ということは、基本的な営業手法つまり第一アプローチは機械的に行い自動化されていき、それをお客様も受け入れていく… 今まで私たちが営業職の仕事としてきた内容に変化が生じていきます。つまり、これから求められる人材は、問題提議ができる人、応用力に優れた人ということになります。
野球に例えるなら、レギュラーバウンドを普通にさばける内野手は当たり前、イレギュラーバウンドでも何事もなくアウトを稼げる内野手、追い込まれてタイミングをずらされてもヒットにできる技術を持っているバッター、そういう選手が上手い選手と言われると似ています。

今期から組織の体制を変えました。そのなかで私が受けもつ部門は下記の3部門です。
テナントリーシング(テナント仲介)を専門とする「リーシング部」、
商業ビルや店舗物件を運営管理、テナント誘致を担当する「オーナサポート部」、
売買仲介や新規事業を手掛ける「事業部」。
この三つの部門の売り上げを統括しています。これまで部門別に単独の売上を目指していましたが、それぞれの情報を融合して掛け算の計上を目指していきます。そのなかで、AI技術の進歩、応用的に対応できる組織つくりは重要な仕事として取り組んでいきます。