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ロシアワールドカップ、みなさん視てますか?
私もにわかサッカーファン、ついつい夜中まではまり込んで視てしまっています。

日本はグループステージを突破、これを書いているのが7月2日の午前10時、17時間後にキックオフです。明日の朝にはベルギー戦の結果が出ているわけです。
グループリーグのポーランド戦、負けていながら予選突破のための消極的なボール回しが波紋を呼んでいます。国内ではもちろん、世界中のメディアもこぞって非難めいた報道をしています。

「負けても美しく、潔く」 それが好きな日本人です。

私もテレビで視ながら、「何やってるんだ。そこまでして予選突破したいのか?」と腹が立ちました。
幸い予選突破しましたが、もし突破できなかった場合には大変な非難を浴びること、大汚名を着せられることを西野監督はわかってたはずです。犯罪者のように。
西野監督は、大会前に前監督解任により急遽着任しています。普通に考えれば何事もなく大会を終わらせたいのではないかと。
にも拘らず、セネガル・コロンビア戦の途中経過を受けて即決断、選手に実行させた覚悟はすごいものです。

勝負事ですから結果はわかりません。
もしベルギー戦で日本が勝って結果を残せば、西野監督は名将として称賛を浴びるでしょう。
無様な負け方をすれば、グループリーグの決断を蒸し返され、叩かれることになるでしょう。
決断する時、それが正しいのか間違っているのかは誰にもわかりません。
リスクも含めて覚悟が伴います。

全世界が注目するワールドカップと言う場で、英断を下した西野監督の覚悟に真のプロとしての生き様を見、分野は違えど私たちもプロとしての決断力・胆力・行動力を磨かねばと感じさせられています。