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無題

今年もあっと言う間に12月に入り、あらためて1年の速さを感じてしまいます。
私の年齢になると、会社の組織を管理していく責任が当然のように発生しますが、最近よく思うのは、自分は「管理者」になりたいのか?「リーダー」なりたいのか?という事です!
一見、同じ意味のようにも感じられますが、調べてみると全然違う意味がある事を知りましたので、少し長くなりますが、ブログに書かせて頂きます。

あくまで、私が調べた内容での私見なのですが、「管理者」とは、人がやるべき事をきちんとしているかを監督することをいい、伝統的な「監督」の考え方は、従業員は誰かに見張られていなければまじめに仕事をしなかったり、間違いを犯したりすることを「監督する」ということに基づいているそうです。
「管理者」は皆の後ろに向かって進み、自分の組織の誰かが行進を乱していないかに目を光らせて行進しているので、地平線の向こう側を見ることができていないのかもしれません。

一方の「リーダー」は、自分の組織と自分自身を信頼しており、皆が後ろに付き従ってくれることを確信しながら、正面を見据えて自信を持って前進しています。
信頼ができる仲間を自由に行動させ、その力を発揮させるだけの自信がある人の事をいいます。

管理者は、信頼に身を任せることができず、神経質かつ批判的で、警戒を怠れば悲惨な結果が自分に振りかかると思い込んでいます。
組織全体で言えば管理職の恐怖心は放置され続けていることが大きな問題点であり、ビジョンや創造性、協調性、成長を企業から奪っているかもしれませんが、恐れを抱いている管理者の思考を、自信にあふれたリーダーのものに変えることはとても難しく、恐怖に基づいた体制が全体に刷り込まれてしまうのかもしれません。
だけど、方針や規則でがんじがらめにせずとも、人々の統率することは可能なのです。
そのためには、人を意思決定のプロセスに巻き込み、信頼し合って力を合わせ素晴らしい成果を出そうと励ましながら一緒に進んでいくことです。

私は思いました!
恐怖心を与える「管理者」は、どうやって自分の地位を守っていくのだろうか?
当面は、部下を恐怖で管理して数値的な業績を出すことで、地位を保てるが、恐怖による管理はやがて、信頼関係がないため崩壊していきます。
折角育てている大切な人材を、安易に手放すことになってしまい、部下を深く追い詰めてしまう悲しい結果になってしまうかもしれません。(経験上、管理者は「恐怖を与えている」「信頼関係が無い」という事に気づかないことが多いのですが……)

弊社リーシングサポートにも、色々考え方や性格を持った人間が集まっています。
そんな中で、やっぱり私が目指すものは「管理職タイプ」の人間では無く、部下や上司、仲間に信頼される「リーダー」であり、仲間と一緒に会社の成長支える存在になるべく、将来を見据えた、自分自身の立ち位置を強く意識して、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。