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皆さん、飽き飽きしていると思いますがコロナ、4月22日から福岡市も再び飲食店の営業時間自粛体制に入りました。

飲食店ばかりが悪者になっている感は否めませんが、どうしてもアルコール摂取により解放感が出てしまうため、そこを断ちたい。そういった行政の考えは否定できません。

実際、天神・大名においても感覚として、中高年層は自粛している感はありましたが、非常事態宣言が解けてから最近まで、10代~20代の若者については弾けまくっているなあと。

コロナ以前と同じように夜中まではしゃぐ、大声を出すなど、危機感の薄さが目についていました。

ワクチンも海外と比べて遅れを取っており、そこは国に何とかしてほしいところです。



一方、飲食事業者以外の事業者が考えておくべきこと、実際に事業所にて患者が発生した場合に何が起こるのか?ということです。

福岡市の場合は4月23日、「新型コロナウイルス感染症の事業所等施設調査について」という文章が出ています。

要約すると、

①発生が確認された際には事業所の担当者に対し、電話やメールでの聞き取り調査実施

② 調査結果をもとに、保健所が濃厚接触者を特定



調査の際に必要となること

A. 保健所との連絡窓口担当者を決めておく

B. 患者の勤務状況、最終出勤日、行動履歴に関する情報提供

C. 患者が在籍する部署のフロア見取り図提供(座席表、窓の位置、換気箇所)

D. 患者が利用する休憩所・喫煙所・食堂などの見取り図提供

E. 患者の発症日の2日前から接触した人のリスト提供(氏名・生年月日・住所・連絡先・マスク着用の有無・接触状況・最終接触日)

F. 患者の発症2週間目から調査当日までの社内体調不良者の有無の確認



ちなみに濃厚接触者の定義ですが、患者の発症日の2日前から、手の届く範囲(1M以内)で、マスクなどの防護無しで会話・会食などを一定時間(15分以上)接触があったものだそうです。



濃厚接触者には下記の事項が要求されます。

① 外出の自粛と健康観察、PCR検査の受検

保健所から連絡があるので待っていただく必要あり

検査結果が陰性でも、最終接触日から14日間の外出自粛と健康観察が必要です。その結果は事業所で取りまとめて管轄保健所へ連絡することになっています。



以上です。

その点、事業経営者については、もし自社でも感染者が出た場合に何が必要になるのか、よくよく考えながら、社員への指示など周知しなければならないなと感じています。
S.Y(永遠の卓球少年*)

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