2010年03月15日
『面白き こともなき世を おもしろく 』 ~高杉晋作の辞世の句~
所用で、近々京都に行くこともあって、ひさびさに司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読み直しています。
常に何らかの本をバックに入れて朝の通勤時に読んだりしてますが、この『竜馬がゆく』は何度読んでも面白くて、電車が着いたことも気づかないくらいです。
3回は読んでいるのに(笑)
幕末の激動の時代に生きながら、常に大きな視野で前を見て、時代を変えていこうとする気持ちに触れていると、100年以上の時を越えて文章から力をもらえます。
型破りで個性的な人が減ってきていると言われる、そんな今だからこそ、坂本龍馬の純粋でパワフルな生き方に学ぶことが多いかも!?
~好きなエピソードを一つ~
西郷隆盛が龍馬に、明治維新後の閣僚名簿の作成を依頼したけど、龍馬が完成させた名簿に彼自身の名前がなくて、西郷が「おはんの名前がごわせんな」と言った時に龍馬は一言「おれは世界の海援隊をやるぜよ」
カッコいいな~
NHK大河の『龍馬伝』も好調みたいだし、龍馬縁の地に観光客が押し寄せるかな。