週末、普段はゆっくり家で食事を取るのですが、携帯のグルメページを片手に、評価が高いお店を予約して出かけました。

土曜は自宅から程近い春日市の焼き鳥やさんへ。8人がけのカウンター席、座敷席も7時過ぎから満席です。店内は若い男性店員の活気ある声、お客さんの笑い声、おいしそうな匂いで満ち満ちています。

通されたカウンターでお通しに続き、黒豚のサラダ、名物のふたえご（馬刺し）、焼き鳥盛り合わせ、新鮮なカンパチの刺身をいただきました。

その間、何組ものお客さんが訪れては「満席です。申し訳ありません」とのことで、店を後にされている姿が見られました。味もさることながら、店員の表情やきびきびした動きが気持ちよく、大変満足できた時間をすごしました。

私たちは店舗を紹介する仕事をしています。

当然ながら売上を上げなくてはなりませんから、時として事務的に物件を紹介していることに気付くことがあります。

ですが、出店企業さんも人です。

私どもが気持ちを入れなければ、いくらよい物件であっても気がついていただけません。

逆に、ビルオーナーさんも同じです。いくらいいテナントさんと思っても、申し込みを入れる際に書面だけでは字面だけの判断になってしまいます。

出店企業さんにも物件にも惚れ込んで仲介業務にあたる、それは私にとってすごく楽しいこと。基本中の基本である大切なことを、コリコリ、トロトロなふたえごを食べながら考えたひと時でした。