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11月28日、麻生総理と民主党小沢代表の間で党首討論が行われました。

そこでやり取りされたのは、第二次補正予算・解散総選挙・金融機能強化法と言った、具体的な施策の揚げ足取りばかり。

最後には総理の失言に対する突っ込みと、薄ら笑いを浮かべながらの弁解。



本当にがっかりさせられました。





国の運営と会社の経営はスケールも問題点も違うんでしょうが、共通して大切なことは理念ではないかと思うのです。

会社の理念とは、社員に・お客様に・地域にとっての存在意義、目指すものをしっかりと謳い、心をひとつにしてその方向に向かっていく礎となるものです。

国とてそれは同じであり、どんな国を目指すのかを、選ばれた政治家とまとまりである党が、与野党関係なく分かりやすく国民に提案することが何より大切です。それすら見えない中での細かい戦術、論理に偏った討論には何の意味もなく、むしろ悲しささえ覚えてしまいます。

金融恐慌の足音すら聞こえている今の経済情勢ですが、希望が見えさえすればマインドはそこまで低下しないはずです。





実際、私たちはリーシングの現場で、着実に売上・利益をアップさせている企業さんをお手伝いする中で、たくさんの希望や元気、笑顔を頂いています。そこには共通して、街(福岡)への愛情を感じることが多いのです。



美辞麗句やビシッとした論理は必要ありません。どんな国を作りたいのか、言葉足らずでもハートで私たちに語りかけて欲しい、全てはそこからです。森(国)の未来を見据えた上で、木(施策)を植えて欲しいと思います。