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商売を長く続けるということ

商売を長く続けるということ

先日、お付き合いのある飲食店、スナックの30周年パーティーにご招待いただき、出席してきました。 東区香椎の地域密着のお店で、150人ほどが集まる盛大なものでした。



立ち上げた大ママから娘さんへの代表交代のお話、大御所の皆さんからの来賓のご挨拶の後、乾杯の大役をお引き受けさせていただきました。 来賓の方のお話しの中で、飲食店で30年続けることの難しさについてお話がありました。 なぜそのスナックが長く経営を続けていけているか。



・スナックにもかかわらずお昼営業、500円の1コインランチ。



・お休みは大晦日のみ、元旦から営業している。



というお話がありました。 地域にお住いの1人暮らしのお年寄りにとって、いつでも立ち寄れる場所でありたい。 いつでも帰って来れる、家みたいなお店でありたい。 そんな理念がこのお店を支えていると。 500円での営業、儲かるはずもありません。 それでも続けていくことが長きにわたるお客さんの支持を受け、3世代にわたって利用するお客様もいるそうです。



二代目ママの娘さんも素晴らしい理念を持ってます。



・従業員を守る



・お店を可愛がってくれる常連さんを大切にする



新規での飛び込み客などもあるようですが、合わない、従業員が辛いと感じるような方にはお引き取り頂く、そんな気概を持っています。 新規のお客さんを取ることはもちろん大切ですが、それにより従業員の環境や常連さんの居心地が悪くなるようでは本末転倒です。 経営は一時のものではありません。 社員が、この会社なら自分の人生設計ができる、そう思える会社を作っていかないと、そう改めて思わされる時間でした。



ラウンジ青柳の皆さん、素晴らしい機会にご臨席させていただき、ありがとうございました。



S.Y(心配性な50代)