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福岡の魅力
私は福岡の片田舎で生まれ、福岡で学び、今もこの地で働いています。
今回、改めて故郷・福岡の魅力について、私なりの言葉で綴ってみようと思います。
よく「福岡は住みやすい街」と言われますが、正直なところ、聞き飽きている部分もあります。「食」「物価」「空港の近さ」……。そうした数字や利便性だけで、福岡を理解したつもりになってはいないでしょうか。
福岡の本当の魅力は、そうしたスペックを超えた、私たちの「感覚」に訴えかけてくる点にあると私は考えています。
一言でいえば、福岡は日本で一番「わがまま」が許される、タイムマシンのような場所です。
例えば、「オンとオフ」の境界線。
東京や大阪で「仕事終わりに海を見に行く」のは、それなりの覚悟と移動時間を要する一大イベントでしょう。しかし福岡では、天神のオフィスでキーボードを叩いていた30分後には、糸島の砂浜でサンセットを眺めながらビールを飲む……そんな日常が、当たり前のように存在します。
この「都市」と「自然」の圧倒的な近さは、オンとオフを切り替える手間を省き、人生の密度を強制的に濃くしてくれます。福岡において、仕事と遊びは分けるものではなく、ごく自然に「混ざり合うもの」なのです。
また、ここには過去と現代が「雑に」共存しているおもしろさもあります。
京都のように歴史を「保存」するのではなく、福岡では歴史が現代の生活に「侵食」している感覚があります。最新のファッションビルのすぐ裏手に、平安時代から続く古刹が平然と鎮座している。数百年の伝統を持つ「山笠」のために、企業の社長も新入社員も仕事を放り出して山を舁(か)く。
最先端のビジネスと豊かな自然、そして千年変わらぬ熱狂。この「時間の重なり」を日常として受け入れているカオスな空間こそが、福岡の底知れぬパワーの源ではないでしょうか。
さらに、福岡には「よそ者」を一瞬で「身内」に変えてしまう「屋台の魔術」があります。
屋台の暖簾をくぐれば、10分後には隣の見ず知らずの人と笑い合っている。通常、人間関係を築くには段階が必要ですが、ここではそのプロセスが大幅に短縮されます。
「どこから来んしゃったと?」
その一言が、孤独な出張者を一瞬でコミュニティの一員へと変えてしまう。この「心の距離のショートカット」は、デジタル化が進む現代だからこそ、私たちが無意識に求めている豊かさなのかもしれません。
福岡は、移動や人間関係にかかる「無駄な時間」を徹底的に削ぎ落とし、その分、人生を楽しむための贅沢な「余白」をプレゼントしてくれます。
この街の中心で、私たちリーシングサポートも微力ながら、皆様のより良い暮らしやビジネスを支えられるよう励んでまいります。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
M.K(三苫防衛隊長!)